こけし

2025.10.24

こけし

今回、東北旅行に行かれた際に買われたこけしをお買取させて頂きました。

「こけし」は、日本の伝統的な木製の人形で、主に東北地方で生まれた郷土工芸品です

基本的な特徴
•素材:木(ミズキ、イタヤカエデ、サクラなど)
•形:胴体と頭が一本の木から作られ、手足はない。
•模様:胴体に花や帯などが描かれている。
•顔:優しい表情が多く、作者(工人)によって個性がある

伝統こけし
• 東北地方11系統に分類されます。
例:
• 鳴子系(宮城県)
• 作並系(宮城県)
• 津軽系(青森県)
• 土湯系(福島県)
• 蔵王系(山形県)など
• 各地域で顔の描き方や模様が異なり、代々受け継がれています。

◎ 高価になりやすい条件
1. 有名な作家・工人の作品
有名な工人・作家が作ったこけしは、美術的・収集対象としての価値が高くなります。例えば、系統として「鳴子系」「蔵王系」「津軽系」などがあり、それぞれの系統で代表的工人がいるようです。 
2. 製作年代が古い、希少性があるもの
戦前やそれに近い時代、量産されていなかった時代のこけしは、現存数が少なくなっており高値が付きやすいです。 
3. 保存状態が良く、付属品が揃っているもの
キズ・ヒビ・補修跡が少ない・あるいはないこと、共箱・札(作者銘や題名・箱書き等)があることはプラスになります。 
4. 伝統こけしの系統・手作り感が強いもの
「お土産用に大量生産されたこけし」より、「手仕事・伝統様式を守るこけし」の方が高評価される傾向があります。

ハナハナ鑑定では取扱商材以外の物でも喜んで査定させて頂きます!
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スタッフ一同丁寧に査定させて頂きます!