今回は、味わい深い「南部鉄器の鉄瓶（急須）」をお買取しました！
重厚感のある佇まいと、表面に施された細かな“あられ模様”がとても美しい一品です。手に取った瞬間に伝わるずっしりとした質感からも、職人の丁寧な手仕事が感じられます。
南部鉄器は、今から約400年以上前、岩手県盛岡市や奥州市水沢地域で生まれた伝統工芸品。江戸時代に茶の湯文化が広まる中で、茶人たちの間で「お湯がまろやかになる鉄瓶」として人気を集め、全国に広まっていきました。現在では日本国内はもちろん、海外でも高い評価を受けており、特に欧米では“Nanbu Tekki”として知られ、インテリアとしても人気があります。
今回お持ち込みくださったお客様は、「昔に贈り物でいただいたけど、ほとんど使わずにしまっていた」とのことでご来店くださいました。
写真の通り 使用感もほとんどなく、サビや変色も少ない良好な状態です！
南部鉄器は、使い込むほどに味わいが増す一方で、未使用のままでも価値が保たれやすいお品です。
近年では、デザイン性の高い急須タイプやカラフルな現代風アレンジの鉄瓶も登場しており、コレクションとしてお持ちの方も増えています。
「昔の鉄瓶が家にあるけど、使っていない」「重くて出番がなくなった」など、そんなお品も思わぬお値段になることがあります！
南部鉄器・茶道具・アンティーク品などの買取も、当店では一点ずつ丁寧に査定いたします。
ぜひお気軽にご相談ください！