今回お買取りしたのは、SONYが2000年代前半に展開していたポータブルスピーカーシリーズのひとつ「SRS-P7TV」です。今のようにBluetoothスピーカーが当たり前になる前、テレビや携帯ラジオ、MDプレーヤーなどに直接接続して、“どこでも手軽に音を楽しむ”
ために作られた人気モデル

このSRS-P7TVの特徴は、
コンパクトなサイズながらもSONYらしいクリアな音質を実現している点。単3電池で動くため、屋外や移動先でも使え、当時はアウトドアやキッチン用スピーカーとして非常に重宝されました。また、底面のスタンドや角度調整機構など、
使う人のシーンに合わせた細やかな作りも魅力で、シンプルながら“便利さ”が詰まった一台です。
近年では、この世代のSONY製品は“レトロ家電”としてコレクターからの需要もじわじわ増えてきており、状態の良いものは中古市場でも一定の人気があります。

一般的な古いスピーカーは
数百円程度の査定になることが多い中、今回は1000円の高評価となりました。
その理由は以下の通りです。

① 動作品で状態が良かった

通電・出音ともに問題なく、外観の傷や汚れも少ない“良品”だったためプラス査定。

② SONY製ならではのブランド価値

SONYの音響機器は古くても安定した人気があり、コレクション需要が高いため、他メーカーと比べて相場が落ちにくい点が評価されました。

③ レトロ家電需要が上昇中

近年“平成レトロ”や“アナログ家電”が再注目されており、昔のポータブルスピーカーの買取価格も上がり気味。ちょうど良いタイミングでのお持ち込みでした。

④ 付属品・コードの状態が良好

コード破れや接触不良があるものが多い中、今回は問題なしだったため高めの買取となりました。

「昔使っていたけど、最近はまったく出番がなくて…」という理由でお持ち込みいただいたお品でした。
一見すると古い小さなスピーカーですが、実は中古市場では
一定の需要があるアイテム。
ご自宅で眠っている使わなくなったお品物がございましたら、ぜひ一度弊社へご相談ください。思わぬ価値が見つかるかもしれません。