今回は、日本刀の鍔（つば）を木製の飾り台にセットした鑑賞用のお品物をお買取させていただきました。
鉄地に透かし模様が施されたタイプで、武具としての機能だけでなく“美術工芸品”としての価値が高いことが特徴です。

鍔は武士にとって刀の一部でありながら、持ち主の美意識や身分を表す重要な装飾品でもありました。透かし模様のように細工が細かいものはコレクションとしても人気が高く、現代でも愛好家が多いジャンルです。
また、専用の飾り台が付属していることで、そのまま鑑賞用として飾れる点も評価ポイント。刀装具単体よりも“インテリアとしての付加価値”がつき、
需要の高い形式です。

今回は状態やデザイン性、飾り台の付属などを総合して
500円でお買取 させていただきました。
鍔は一見すると価値が分かりづらいお品ですが、歴史背景や細工の特徴を丁寧に見ることで、しっかり評価につながるケースも多いです。

ご自宅に眠っている刀装具（鍔・目貫・縁頭など）がありましたら、ぜひお気軽にお持ちください。
「こんなものでも売れるの？」というお品ほど、意外な価値がつくこともあります。
皆さまのご来店をお待ちしております！