フライホイール(滑車)
今回お買取りしたお品物は、
昭和期~戦後の工場機械に使われていた「フライホイール(滑車)」を加工したアンティークオブジェです。
フライホイールとは、
モーターやベルトに動力を伝えるための“回転の心臓部”のような存在。
日本が高度経済成長へ向かう中
鉄工所・製造工場・町工場で毎日のように回り続けていた部品です。
かつては工場を支えた産業機械の一部鋳鉄の重み、無骨な形、摩擦や油で生まれた経年模様は、どれも“使い込まれた歴史そのもの”。
大量生産されたプラスチック製の雑貨とは違い、同じものが二つとない一点物の魅力があります。
現代では機械の小型化・電子化が進み、こういった重厚な鋳鉄パーツはほとんど廃番。
出回る数も減っているため、
インダストリアル雑貨としてコレクターや店舗からの需要が高まっています。
今回は、
●鋳鉄の質感や風合いがしっかり残っている点
●オブジェとして丁寧に加工されている点
●希少な実働部品である点
これらを高く評価し、2,000円の高価買取となりました。
昔の家や倉庫に眠っている
・古い機械の部品
・工具
・鉄のパーツ
・装飾に使われていた金属製の置物こういったものは
“ガラクタ”に見えても、
実はコレクターや店舗にとって価値あるアイテムになることがあります。
「こんなん売れる?」
と思うような古道具でもぜひ一度お持ちください。
そこに詰まった“時代の歴史”までしっかり査定させていただきます。